2013/04/04 05:46 | 昨日の出来事から | コメント(0)
RBA,スティーブン総裁再任、2月の貿易赤字は縮小
昨日、豪政府のWayne Swan財務長官は「RBAのGlenn Stevens総裁の再任を決定した」と発表しました。 これは、過去3年間のGlenn Stevens総裁の金融政策運営を高く評価し、「豪経済を世界で最も健全な国の一つである事に貢献した」との声明を出しました。これによってWayne Swan氏は、今後、3年間RBA総裁として再びその職責を担うことになります。
また、この日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した豪の2月の貿易収支は1月のAUD1.28bnの赤字からAUD178mnの赤字に縮小したと発表しました。事前の予想では、2月の中国の旧暦の正月を挟んで鉄鉱石などの輸出が低迷するとしてAUD1bnの貿易赤字でしたが、実際は殆ど減少しなかった為に貿易赤字は大幅に改善し、これを受けて豪ドルは他通貨対比買われています。
市場関係者は、「豪の貿易赤字が過去12か月間1度も黒字に転換していないのは、鉱山部門の商品市況が引き続き低迷する一方で、資本財や鉱山部門の投資が引き続き堅調なためである」と指摘しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。