2013/02/13 06:37 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、1月のビジネス信頼感は1ポイント改善
昨日、民間のNAB(national Australia Bank)が、発表したビジネス信頼感は、12月から1ポイント改善してプラス3となりました。また 1月の製品受注、雇用や収益性などをヒアリングしたビジネス コンディションは12月の-5ポイントから-2ポイントに改善しました。
これを受けてNAB のチーフ エコノミスト Alan Oster氏は、
(1) 今回の指数の改善は、これまでのRBAによる政策金利引き下げ効果の浸透と同時に、世界の株式市場の上昇や中国経済の改善等の外部要因に依るところが大きい。
(2) しかしながら、改善したと言っても全体としては、現在の豪経済のビジネス コンディションは平均的な水準に留まっている。 また、今後も鉱山部門の低迷が予想される為に予断を許さない。こうした考えを裏付けるものとして、(鉱山部門の依存の高い)クイーンズランド州や、(シドニーのある)NSW州のビジネス信頼感の低迷に表れている。
(3) ただし、最近の洪水やハリケーンの影響による鉱山部門の生産の低下に関しては一時的なものにとどまり、近い将来には、その分は回復するであろう。
とコメントしています。
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