昨日、民間のThe National Australia Bank (NAB) Retail Sales Indexの１１月のオンライン売上は、ＡＵＤ１２．６ｂｎと前年同月比はプラス２７％でした。一方で、１１月のオンライン売り上げを含む小売売上全体では、前年同月比プラス２．６％でした。

オンライン売り上げの割合は、伝統的な店頭販売や車の販売に対して．７％と、まだその割合は低いものの、最近は急速に拡大し、今後も急成長が期待されています。

NAB のチーフ　エコノミスト Alan Oster氏は、
（１） これまでの傾向では、オンラインによる小売売上はクリスマス　プレゼントを購入するために例年１１月にピークを打ち、１２月のオンラインによる小売売上は減少する傾向にあった（ここでいうところのオンラインの購入は海外の商品をインターネットで購入することを示しています）。

（２） しかし、最近では、１２月に入ってもクリスマス　プレゼントを積極的に購入する傾向があり、これまで通りオンラインによる小売売上が減少するかどうか注視する必要がある。

（３） また、国内の小売店でも積極的にインターネットを通じた販売に力を入れ、１２月に入ってもクリスマスに間に合うように配達することに力を入れ、１２月のオンライン売り上げは下がらない可能性がある。

と指摘しています。