2012/12/26 06:17 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、クリスマス商戦振るわず
昨日、Australian National Retailers Association(全豪小売業会)会長Margy Osmond氏が、今年の豪のクリスマス商戦に関して「2012年の豪のクリスマス商戦は、オンライン中心の商戦となり、クリスマスの売り上げの8%は海外であった」とし、「国内の売り上げは失望するものであり、全体としてはRBAによる政策金利の引き下げのタイミングが遅すぎた為に、個人の消費マインドは盛り上がらなかった」とコメントしました。
ただ、今後の個人消費動向に関しては、「2013年第1四半期までは振るわないかもしれないが、それ以降は上向くであろう」と2013を年通しては楽観的な見通しを示しています。
内訳としては、食料品、お酒、コーヒーマシンや香水など、クリスマス イブの数日間だけでAUD2bnの売り上げがあり、最終的にはAU3.2bnの売り上げが見込まれるとしています。 尚、オーストラリアの場合、Boxing dayと言って、クリスマスの時期に働いている人(郵便配達人や、お店の従業員等)に対する感謝をこめてプレゼントをする日がクリスマス明けにあり、この時は様々な商品が安売りされる為に人々はこれを目当てに買い物をしますが、その売り上げが今後期待で来るとしています。
ただ、最終的な集計としては、前年の売り上げに比べて横ばい、もしくは微増にとどまる見込みです。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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