2012/12/21 07:04 | 昨日の出来事から | コメント(1)
今度こそ、デフレ脱却か?!
久しぶりに日本に帰ってきて、友人と話す機会があり、私が「委縮する日本」を列挙していた時のこと。
前橋: ブリスベンの領事館につい2日前に訪れた時、 それまでは市内の高層ビルの1つのフロアの約半分近くを占めていた領事館のオフイスは4分の1程度にまで縮小され、その姿は、それまでの「世界の大国、日本」が「東アジアの一つの国の領事館」に成り下がった気がした。 更に、成田空港から東京までの成田エクスプレスが、かつては東京で二手に分かれる為に12両で走っていたのが。今回、乗ってみると6両編成に半減。 しかも、乗っている人は普段の日の夜遅くであったせいもあって、ガラガラだった。
友人: そうか、成田施クスプレスはどうでもいいんだけれど、なんと外国の領事館まで縮小し始めたか! だとすると、今回の株価の上昇は本物かもしれないぞ!!
というのです。
その友人の理屈によれば、「デフレ脱却にはジェネレーション(1世代:30年)単位でかかり、これを日本のデフレに当てはめると、最初の10年は1990年代に民間の銀行のリストラが本格化し、次の10年である2000年代に民間企業のリストラが本格し、そして最後の10年、つまり2010年台に政府のリストラが本格化して日本のデフレが終わる」のだそうです。
私は、彼の話に思わず「ほんまかいな!!」と声を上げ、「たとえ、そうだとしても政府のリストラは2020年までかかるのに、それを今の株価上昇と結びつけるのはどうか?!」と食ってかかったのですが、これまでの彼との長い付き合いの中で、彼の大局的な見通しがよく当たっていたことをよく知っている私としては、表向きは、食ってかかりましたが、心の中では「今回の彼の見通しも、ひょっとしたら本当かも知れない」と期待するもう一人の自分がいることに気づくのでした。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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