2012/09/27 06:20 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、今年6月までの1年間の住宅着工件数は11.5%下落
昨日、民間のHIA(オーストラリア住宅協会)が発表した2011年7月から2012年6月までの新規住宅件数は、11.5%下落し、特に住宅業者上位100社の新規住宅建築は7.3%下落し、1996~1997年以来の低い水準となりました(尚、オーストラリアでは2011年7月から2012年6月までを会計年度としています)。
内訳としては、豪住宅業者上位100社の2011年7月~2012年6月までの新規住宅件数はアパート建築が中心となり、1戸建て住宅建築は伸び悩みました。
HIAのチーフエコノミストHarley Dale氏は
(1) 今回の数字は、これまでの住宅市場の低迷ぶりを改めて確認する数字となり、この傾向は豪全体に見られる傾向であって、地域性や特殊性はあまり見られない。ただ、足元の住宅建築業界の状況は改善傾向にある。
(2) 上位100社の住宅着工に占める割合が前年の33%から今回は35%に上昇しており、中小の住宅建築業者は苦戦を強いられている。
と指摘しています。
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