2012/09/26 06:10 | 昨日の出来事から | コメント(1)
豪、第2四半期銀行ビジネス レビュー
昨日、RBAは定例の第2四半期の豪銀行のビジネス レビューを発表しました。 主な内容は以下の通りです。
(1) 豪の銀行ビジネスは、ヨーロッパの銀行が不良債権処理に直面する中、引き続き健全さを保っている。
(2) ただ、国内の貸出需要、特に住宅ローンが伸び悩む中、銀行の収益環境が厳しくなりつつある。
(3) 昨年以来の政策金利の大幅な引き下げを受けて、豪主要銀行を中心に、よりリスクの高いデリバティブ取引を積極化させていることに我々は懸念を抱いている。
(4) こうした収益環境の厳しさを乗り切る為には、不必要なリスクを取るのはなく、経費を削減する努力をして、より健全で持続可能な銀行経営を努力すべきである。
以上のように指摘し、豪銀行に対して、不必要なリスクを取らないよう警告を発しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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One comment on “豪、第2四半期銀行ビジネス レビュー”
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資本主義経済はバブルさえ引き起こさせなかったら、問題はないと言う事なんだと思います。