2012/09/13 06:37 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月の消費者信頼感は1.6%上昇
昨日、民間のWestpac/Melbourne Institute Iが発表した9月の消費者信頼感は、8月から1.6%上昇して、98.2となりましたが、これによって7か月連続で信頼感の強弱を判断する100ポイントを下回りました。 また、前年同月対比では、僅かに1.3%の増加に留まっています。
Westpacのチーフ エコノミストBill Evans氏は、
(1) 数字そのものは若干上昇したが、全体としては失望するものであり、足元の景気が好調にもかかわらず、長期的には家計部門は悲観的になっている。
(2) RBAがこれまで125bpの政策金利を引き下げ、労働市場はほぼ完全雇用の状態であり、更にはヨーロッパ信用問題で前向き解決策が打ち出されたにもかかわらず、家計部門は、明らかに消費を拡大することを躊躇っている。
(3) 消費者が悲観的であることと、インフレが落ち着いていることから、RBAは年末までに最大で0,5%政策金利を引き下げるであろう。
一方で、この日、ABS(オーストラリア統計局)が発表した2012年第2四半期の新規住宅及びアパートの着工許可件数は季節調整後で4.6%増加し、第1四半期に比べて34,116件増加しました。 一方で、民間住宅の新規着工件数は1.7%減少して20,523件減少でした。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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