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2012/09/11 06:28 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、７月の住宅ローン件数は１％減少
おはようございます。
昨日、ＡＢＳ（オーストラリア統計局）が発表した７月の豪住宅ローン認可件数は、季節調整後で前月比１％下落しました。 事前のエコノミストの予想では「前月比変わらす」とみていましたので、予想以上に住宅ローンは減少し、これまでのＲＢＡによる政策金利の大幅な引下げは豪住宅市場のテコ入れになっていないことが明白となりました。
内訳としては、投資物件のローンに関しては前月比２．７％減少し、住宅ローンに認可件数も、西オーストラリアとノーザン テリトリーを除いて全ての州で減少しています。
Deutsche Bank’s Australia のチーフ エコノミスト Adam Boyton氏は「今日の数字を見る限りでは、２０１１年以来の住宅市場の低迷に殆ど改善の兆しが見えていない」とし、 「最近の鉱山資源の急落や豪ドル高を背景に消費者信頼感は更に低下している」と指摘し、今後も住宅市場は低迷するとの見方を示しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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