2012/08/29 06:21 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、7月の新築住宅販売は、5.6%減少
昨日、民間の豪住宅協会が発表した7月の新築住宅販売は前月対比5.6%減少しました。また中古住宅販売は、同5.5%、マンション販売は6.4%とそれぞれ下落しています。
景気拡大の要である住宅業界のスランプは、今後、豪経済が失速する可能性が大きいことを示唆しており、政治家を始め、経営者たちの多くは、今後、RBAが更なる景気刺激策を打って出ることに期待を寄せています。
しかしながら、市場関係者の間では、来月4日(火曜日)に開催されるRBA理事会において政策金利は据え置かれるとの見方が大半で、具体的にRBAが政策金利の変更に踏み切るのは、まだ先の事のようです。
HIAのチーフ エコノミストHarley Dal氏は「国内金融機関の貸し渋りや二酸化炭素増税によって新規住宅販売に関しては受け入れがたい程の不況になりつつある」とし、「恒常的に弱い個人信頼感やビジネス信頼感が、予想以上に住宅販売市場に重くのしかかっている」と指摘しています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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