2012/07/19 05:46 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、5月の景気先行指標はプラス1.6%
昨日、民間のWestpac-Melbourne Instituteが発表した5月の景気先行指標は、プラス1.6%でした。この数字は、今後の豪の3か月から9か月先の豪の景気を先行するものとされ、これによりますと豪経済は着実に改善傾向にあることを示しています。
Westpacのチーフ エコノミストBill Evans氏は「今日の数字自体は、中期的な景気上昇トレンド(2〜3%)の下に留まっているものの、前月対比の改善幅は2011年9月ぶりに高い数字あり、今後、2012年後半から2013年前半にかけて豪経済の改善するテンポは更に上がるであろう」とし、更に「2012年後半にはもう一段の政策金利を引き下げる可能性があるが、足元2〜3か月に関しては、RBAは政策金利を据え置くであろう」とコメントしています。
これを受けてWestpacでは、2012年後半の豪の経済成長率を年率プラス3%とする一方で、2013年はプラス3.5%と予測しています。
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