昨日のオーストラリアは、世界遺産の一つでもあるシドニーのオペラハウスを前に５，２００人の裸の男女が勢揃いした話題で持ち切りでした。

これは、写真家のSpencer Turnic 氏の提案に、Sydney Gay and Lesbian Mardis Gras が呼びかけて集まった　Ｇａｙ，　Ｌｅｓｂｉａｎ　の「ヌード写真イベント」で、前回は同じように２００１年にメルボルンで行われ、その時は４，５００人集まりました。

いや〜、それにしても、これだけ多くの男女のヌードが集まると、会場は、ヌードがどうのこうのというよりも、お祭りムード一色で盛り上がりまくっていました。　テレビ中継のカメラは、respectable distance （失礼にならない程度の距離）から中継していましたが、見ている方までその楽しさが伝わってきました。

日本では、あまり社会問題になっていませんが、今、世界では同性愛者の地位向上をめぐる運動が盛んです。　こちらオーストラリアでも同性愛者の結婚を認めるかどうかが論争になっています。今のところ、現政権は、同性愛者の地位や社会的立場を認めていますが、法的な結婚までは認めない立場をとっています。

私は、こうした問題については全く知識を持ち合わせていないので何とも言えませんが、一般的には、これだけグローバル化された今の時代にあって、いずれ日本でもこうした現象が起こり、社会問題になる可能性は十分にあると思います。　

例えば、「東京駅を前に５,０００人の日本人のＧａｙ　やLesbianが裸で大集合！」と言った記事を見る日もそう遠くないのかもしれません。