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2011/03/01 05:43 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、２０１０第４四半期の企業業績は２．８％低下
昨日、オーストラリア統計局（ＡＢＳ）が、発表した２０１０年第４四半期の景気指標において、企業業績はインフレ調整前で第３四半期対比の季節調整後で２．８％下落したと発表しました（尚。前年同期比プラス１４．７％となっています）。 また、同期の在庫は前期比のマイナス０．６％からプラス０．６％に上昇しました（実質ベースでは前期のマイナス０．９％から１２月期はプラス０．７％）。 事前のエコノミストの予想はプラス０．５％でしたので、若干、高い数字となっています。
また、企業のネット営業収益は、季節調整後で前期比２．８％下落しましたが、前年同期比ではプラス１４．７％となっています。 一方で、賃金は前期比対比で１．５％上昇し（尚、非法人企業の業績は０．２％低下しています）、以上を勘案した在庫調整後の実質的な収入は、前期比はプラス１．２％の上昇となっています。
ＪＰ ＭｏｒｇａｎのBen Jarman氏は、
（１）在庫の数字自体は予想の範囲であり、我々のＧＤＰの数字を変更するまでに至らない範囲であった。しかし、企業収益はやや弱いものであった。
（２）我々は、水曜日に発表される２０１０年第４四半期のＧＤＰはプラス０．３％を予想しており、前年同期比プラス２．３％と予想している。
尚、その他の１５名のエコノミストの予想では、水曜日のＧＤＰは、プラス０．５％となっています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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