2010/08/26 05:21 | 昨日の出来事から | コメント(2)
豪、第2四半期の民間部門の建築支出4.9%増
昨日、オーストラリア統計局は、2010年第2四半期の民間部門の建築支出は、季節調整後で4.9%増加したと発表しました。
内訳としては、建築支出全体は、第2四半期は第1四半期の4.2%に続いて3.5%増加しましたが、第1四半期の支出の大半は政府部門の支出が13.1%増であったのに対して、第2四半期は僅かに0.4%増に留まっています。 これは、2008年のリーマンショック以来、豪政府が行った一連の景気刺激策が年内に終了する為に、ここに来て殆ど支出がありません。
その一方で、第2四半期の民間の建築支出が、2008年以降で最も高い水準まで増加しており、市場関係者は「一連の政府による景気刺激策が終了した後の建築支出の行方を心配していたが、今回の数字を見て分かるように民間の建築支出がしっかりしており、景気を牽引するであろう」との見方が出ています。
また、今回の建築支出の堅調さから、来月9月1日に発表される豪の第2四半期のGDPは、事前予想で前期比プラス1%程度(年率で3%かそれ以上)の予想となっています。
RBC CapitalのストラティジストMichael Turner氏は、「(目先的に景気のいい数字が出たとしても)RBAは引き続き金利を当面据え置くであろう。 何故ならば、アメリカの景気が低迷している事と、豪の貿易相手国である中国の景気に陰りが出てきているためである」とコメントしています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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2 comments on “豪、第2四半期の民間部門の建築支出4.9%増”
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ここが頂上か・?・・・
さすが、ベルドン 様、
御意にございまする。
(小職もそのように、、、、)