プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/28 05:07  | ドル/円 |  コメント(0)

米ドル/円128


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89円台中心の取引
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のドルは89円台後半で寄り付き、東京時間の寄り付き直後にその日の高値89.74円をつけましたが、昼時にかけて急落し、その日の安値89.14円まで値を下げました。午後は89円台前半で揉み合いましたが、ロンドン時間からNY時間にかけては89円台後半まで買い戻されました。NYの引けにかけては89円台半ばでの横這い状態となり、現在も同水準で取引されています。           

2.マーケット 分析

テクニカル分析:  
長期的な指標は雲の上限に位置しています(長期的に強気と中立の境目)。中期的な指標は弱気に転換しています。目先の強弱を判断する線が91.36円にあって、相場の上値を押さえ込んでいます。 価格的には再び89円台に突入し、下値模索が続いています。

サイクル分析: 
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 これは12月末(もしくは1月上旬)に始まったサイクルは1月上旬の93円台でサイクル高値をつけ、今後は1月下旬のサイクルボトムに向けて下値模索しそうです(そろそろボトムの時間帯に差し掛かってきました)。

ボラティリティ分析: 
今週に入って、20日間のボラティリティは10%近辺から上昇し始めました。 一方で、60日間のボラティリティは相変わらず横這っています。 このことは、今週に入って目先のボラティリティが上昇しており、目先的にドル安が加速していることを示しています。 

3.今日の方針

基本方針は戻り売りですが、サイクルボトムの時間帯が近づいており追撃の売りは控えたいと思います。

方針1:戻り売りの目標は89.80円です。91円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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