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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/28 04:54  | 豪ドル/ドル |  コメント(0)

豪ドル/米ドル128


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再び、0.89ドル台前半まで売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き 

昨日のAUDは0.90ドル近辺で寄り付き、東京時間では買われて上値を試し、その日の高値0.9045ドルをつけました。 午後は大きく売られてロンドンの寄り付きに0.89ドル台後半まで値を下げました。 その後は買い戻されてNYの寄り付きに0.90ドル台を回復する局面もありましたが、引けにかけては再び売られ、現在は0.89ドル台前半の取引となっています。        

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の下限に位置しています(長期的に中立と弱気の境目)。中期の指標は中立に転換してきました。目先の強弱を判断する線が0.9032ドルにあって、昨日はこの水準をしっかり下回ってきました(目先的に弱気)。価格的には、心理的な節目である0.90ドルを切ってくることで更に下値模索が続きそうです。
サイクル分析:  30−40日サイクルは上図のように考えています。これは12月下旬の0.875ドル近辺から始まった現在のサイクルは、1月中旬の0.93ドル台で高値をつけ、今後は1月下旬のサイクルボトムに向けて下値模索しそうです(そろそろボトムをつける時間帯にきています)。

ボラティリティ分析:  
今週については、20日間のボラティリティは緩やかに上昇しています。 一方で、60日間ボラティリティは、緩やかに低下傾向にあります。 このことは、目先的にボラティリティが上昇する一方で、大きな流れは収束する方向にあり、今後は、現在の水準で揉み合う可能性を示唆しています。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線を切ってきましたので、基本姿勢は戻り売りです。

方針1:戻り売りの目標は、0.8980ドルです。0.91ドルを越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:サイクルボトムの時間帯が近づいており、追撃の売りは控えます。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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