プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/27 05:22  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円127


=======================================
一時、125円台後半まで値を下げる
=======================================
デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは127円台後半で寄り付き、その後は買われてその日の高値128.35円をつけましたが、午後は急落して126円台前半まで値を下げました。ロンドンの寄り付きに127円台前半まで買い戻される局面もありましたが、再び126円台前半まで売られました。NY時間では暫く揉み合っていましたが、日付の替わる頃にその日の安値125.65円まで値を下げました。引けにかけては買い戻されて現在は126円台前半で取引されています。  

2.マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は雲の下に抜けてきました(長期的に弱気)。中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が130.46円にあって、相場の上値を抑えています(目先的に弱気)。 価格的には目先の安値を更新してきており、下値模索が続きそうです。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは12月中旬の127円台から始まった現在の相場は、1月上旬の134円台でサイクルの高値をつけ、今後は1月下旬にかけて下値模索しそうです(そろそろボトムの時間帯が近づいてきました)。

ボティリティ分析: 
先週については、20日間のボラティリティは12%に水準を挟んでやや乱高下しました。 一方で、60日間のボラティリティは15%台で横這っています。 このことは、これまでのトレンド(ユーロ安)が、今後も継続する可能性を示唆しています。  

3.今日の方針

基本姿勢は戻り売りですが、サイクルボトムの時間帯が近づいており、安易な戻り売り、追撃の売りは控えたいと思います。

方針1:戻り売りの目標は127.80円です。129円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。