2010/01/27 05:09 | 日経平均 | コメント(0)
日経平均127
昨日の日経平均は、前日の海外市場で買われたにもかかわらず、東京時間は前日比殆ど変わらない水準で寄り付きました(10,505円)。寄り付き後は上値を試す局面もありましたが(高値10,566円)、売り圧力が強く、下値を試す展開となりました。 午後から引けにかけては更に売られ、引けにその日の安値10,325円をつけて取引を終えました。
2.チャート分析
テクニカル分析:
長期の指標が雲の上に出ています(長期的に強気)。中期の指標は強気を支持していますが失速してきました。目先の強弱を判断する線が10,504円にあって相場の上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には続落の展開になっており、一昨日の値動きに底打ち感の兆しが一時的に出ましたが、まだのようです。
サイクル分析:
30−40日サイクルは上図のように考えています。これは12月下旬から始まったサイクルは、1月中旬でサイクルの高値をつけて、今後は1月の下旬のサイクルボトムに向けて下値模索をするとの考えです(そろそろサイクルボトムの時間帯です)。
ボラティリティ分析:
先週については、20日間のボラティリティは週を通じて上昇傾向を辿りました。 一方で、60日間のボラティリティはこれに呼応する形で緩やかに上昇しています。このことは、これまで値幅から次第に大きくなってきており、相場が加速するか、相場が大きく転換する時に値幅が大きくなることを示唆しています。
3.今日の方針
目先の強弱を判断する線をしっかり切ってきており、基本的には戻り売りですが、サイクル的にボトムをつける時間帯であり、売りから入り辛いところです。
方針1:サイクルボトムを確認するまで様子を見ます。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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