プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/23 22:32  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円125


=======================================
一時、128円台に乗せるも、引けにかけて売られる
=======================================
デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

先週末のユーロは127円近辺で寄り付き、東京時間では暫く揉み合いましたが、午後は買われて上値を試しました。 ロンドン時間にその日の高値128.23円をつけましたが、NY時間にかけては逆に売られ、日付の替わる頃にその日の安値126.77円まで値を下げました。引けにかけては若干買い戻されて現在は127円近辺で取引されています。 

2.マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は雲の下に抜けてきました(長期的に弱気)。中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が130.71円にあって、相場の上値を抑えています(目先的に弱気)。 価格的にはこれまでの安値127.50円をも下回って安値を更新しています。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは12月中旬の127円台から始まった現在の相場は、1月上旬の134円台でサイクルの高値をつけ、今後は1月下旬にかけて下値模索しそうです(そろそろボトムの)時間帯が近づいてきました)。

ボティリティ分析: 
先週については、20日間のボラティリティは12%に水準を挟んでやや乱高下しました。 一方で、60日間のボラティリティは15%台で横這っています。 このことは、これまでのトレンド(ユーロ安)が、今後も継続する可能性を示唆しています。  

3.今日の方針

基本姿勢は戻り売りです。先週末は127円を切ってきたところで追撃の売りを検討しましたが、一方でサイクルボトムの時間帯が近づいており、追撃の売りは止めました。

方針1:戻り売りの目標は128.80円です。130円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。