プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/23 22:24  | 豪ドル/ドル |  コメント(0)

豪ドル/米ドル125


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引けにかけて、一時、0.90ドル割れ
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き 

先週末のAUDは0.90ドル台前半で寄り付き、東京時間は同水準で揉み合いました。しかしロンドンの寄り付きから買われて上値を試し、その日の高値0.9095ドルをつけましたが、その後は急落しました。NY時間は0.90ドル台前半で横這い状態でしたが、日付の替わった後から引けにかけて再び売られ、引け前にその日の安値0.8980ドルをつけてそのまま取引を終えています。     

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の下限に位置しています(長期的に中立と弱気の境目)。中期の指標は中立に転換してきました。目先の強弱を判断する線が0.9032ドルにあって、昨日はこの水準を挟んだ動きになっています(目先的には中立と弱気の境目)。 価格的には下値模索が続いています。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。これは12月下旬の0.875ドル近辺から始まった現在のサイクルは、1月中旬の0.93ドル台で高値をつけ、今後は1月下旬のサイクルボトムに向けて下値模索しそうです(そろそろボトムをつける時間帯に差し掛かってきました)。

ボラティリティ分析:  
先週については、20日間のボラティリティは13%近辺で乱高下しました。 一方で、60日間ボラティリティは、殆ど15%近辺で横這っています。 このことはこれまでの流れが引き続き継続する可能性を示唆しています(今回の場合は豪ドル安の継続か)

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線を維持出来るのかどうかを見極めたいと思います。

方針1:0.9130ドルで買っていたポジションを0.9080ドルで損切りしました。
方針2:中立です。
追撃ポイント:サイクルボトムの時間帯が近づいており、追撃の売りは控えます。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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