プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/22 06:35  | ドル/円 |  コメント(0)

米ドル/円122


=======================================
引けにかけて90円台前半まで急落
=======================================
デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のドルは91円台前半で寄り付き、東京時間はジリ高の展開となり上値を試しました。ロンドン時間も同様の展開が続き、NY市場の早い時間帯にその日の高値91.86円をつけた後、91円台後半で横這いました。 しかし日付の替わる頃から引けにかけては急落してその日の安値90.11円まで値を下げ、現在も同水準で取引されています。          

2.マーケット 分析

テクニカル分析:  
長期的な指標は雲の上に出ています(長期的に強気)。中期的な指標も強気と中立の境目に位置しています。目先の強弱を判断する線が91.34円にあって、昨日はこれを一気に下に割り込んできました(目先的に弱気です)。価格的には、目先的に天井を示すシグナルが示現しています(キー リバーサル ダウン)。 

サイクル分析: 
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 これは12月末(もしくは1月上旬)に始まったサイクルが1月上旬の93円台でサイクル高値をつけたようです。 この考えに従えば、今後は1月下旬のサイクルボトムに向けて下値模索しそうです。

ボラティリティ分析: 
今週に入って、20日間のボラティリティは10%割れの水準で横這っています。 一方で、60日間のボラティリティは相変わらず横這っています。 このことは、先週からの揉み合い状態が今週に入っても続いていることを示しており、今後も継続する可能性を示唆しています。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線をしっかり下回ってきましたので基本方針は戻り売りです。

方針1:91.80円で売りました。90.30円で利益を確定しました。
方針2:戻り売りの目標は、90.80円です。93円を越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:90円を切って切るようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。