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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/22 06:33  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円122


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引けにかけて127円近辺まで売られ、安値更新
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは129円台前半で寄り付き、東京時間では寄り付き直後に瞬間的に128円台半ばまで売られましたが、すぐに129円近辺まで買い戻された後、揉み合いました。ロンドン時間も同様の展開でしたが、NY時間では買われて上値を試し、その日の高値129.51円をつけました。 しかし日付の替わる頃から引けにかけては急落し、逆にその日の安値127.01円まで値を下げ、現在も同水準で取引されています。

2.マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は雲の下に抜けてきました(長期的に弱気)。中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が130.88円にあって、相場の上値を抑えています(目先的に弱気)。 価格的にはこれまでの安値127.50円をも下回って安値を更新してきました。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは12月中旬の127円台から始まった現在の相場は、1月上旬の134円台でサイクルの高値をつけたのではないかと考えています。これに従えば、今後1月の下旬にかけて下値模索しそうです。

ボティリティ分析: 
今週に入って、20日間のボラティリティは12%台から低下してきています。 一方で、60日間のボラティリティは15%台で横這っています。 このことは、これまでの乱高下から落ち着いて緩やかながらトレンドが出ようとしていることを示唆しているように思います。 

3.今日の方針

基本姿勢は戻り売りですが、安値を更新してきましたので127.80円で追撃の売りをしました。

方針1:127.80円で売りました。 127.30円で利益を確定しました。
方針2:戻り売りの目標は128.70円です。130円を越えてくるようであれば損切りします。
追撃ポイント:127円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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