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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/22 06:24  | ユーロ/ドル |  コメント(0)

ユーロ/米ドル122


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1.41ドルを挟んで神経質な動き
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のEURは1.41ドル台前半で寄り付き、東京時間の寄り付き直後は1.41ドル台半ばまで瞬間的に買われましたが、すぐさま1.40ドル台後半まで売られ、その後は揉み合いました。ロンドン時間では売られて下値を試し、NYの寄り付きにその日の安値1.4028ドルをつけました。その後は1.41ドル近辺まで買われるも日付の替わる頃に1.40ドル台前半まで再び売られました(ダブル ボトム)。 引けにかけては買い戻されて現在は1.41ドル割れの水準で取引されています。           

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の下限を下回っています(長期的に弱気)。中期の指標は弱気です。目先の強弱を判断する線が1.4302ドルにあって上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には、心理的な節目である1.40ドルを手前にして売り方、買い方が激しく交錯しています。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは12月下旬の1.42ドルでサイクルボトムをつけて新しいサイクル入りをし、一月上旬の1.46ドル近辺で高値をつけたようです。この考えに従えば、今後は1月下旬に向けて下値を模索しそうです。

ボラティリティ分析: 
今週に入って、20日間のボラティリティは8%近辺まで下げた後、反発し始めています。一方で、60日間のボラティリティは10%近辺で殆ど横這い状態になっています。 このことは目先的にトレンド(今回の場合はユーロ安か)が加速し始めえていることを示唆しているように思われます。

3.今日の方針

基本的には戻り売りです。

方針1:戻り売りの目標は、1.4180ドルです。1.43ドルを越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:1.40ドルを切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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