昨日の日経平均は、前日の海外市場で売られたことを受けて、東京時間は前日比安い水準で寄り付きました（１０，７０４円）。寄り付き後は売られて下値を試しその日の安値１０，６３９円をつけましたが、すぐさま買い戻されて前日引け値水準まで回復し、その後は揉み合いました。　午後からは次第に買い優勢となり、引け前にその日の高値１０，８８６円をつけてそのまま取引を終えました。　　　　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の上に出ています（長期的に強気）。中期の指標は強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が１０，４４９円にあって相場を下支えしています（目先的に強気です）。価格的には目先的に底打ちした価格パターンが示現しています　（キー　リバーサル　アップ）。　

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。これは１２月下旬の１０，０００円台前半でサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクル入りし、先週末でサイクル高値をつけたのではないかと考えています。昨日は１０，７００円を切ってきましたのでその可能性は大きくなってきました。

ボラティリティ分析：　
今週に入って、２０日間のボラティリティは引き続き上昇しています。　一方で、６０日間のボラティリティは２２％近辺で殆ど横這っています。これまでのトレンドが切り返して値幅が上昇してきているように思われます（今回の場合は、日経平均が高値をつけて下値模索か）。

３．今日の方針

目先の強弱を判断する線を損切り線として引きつけて押し目買い。

方針１：１０，８００円の買いポジションを１０，８５０円で利益を確定し、早めに手仕舞しました。
方針２：押し目買いの目標は、１０，７００円です。　１０，４００円を切ってくるようであれば損切りします。
追撃ポイント：特に考えていません。