2010/01/21 06:34 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、1月の消費者センチメントは5.6%上昇
昨日、民間のWestpac Bank and the Melbourne Instituteは、1月の消費者センチメントは12月の水準から5.6%上昇したと発表しました。1月の消費者インデックスは季節調整後で113.8ポイントから120.1ポイントとなっています。
一方、傾向値は12月対比0.4%低下し、前年同月の31%の増加から急低下しています。
Westpacのチーフ エコノミストBill Evans氏は、
(1)今回の数字は、非常にいい数字である。
(2)と言うのも、このインデックスは季節調整後の数字であり、例年見られる年初の楽観的な見方を考慮された後の数字である。
(3)また、昨年10月以降、RBAが3回続けて公定歩合を上げたにもかかわらず、12月の水準は、公定歩合を上げる前の9月の水準を越えている。(だから非常にいい数字である)。
(4)住宅ローン保有者にとっては、更なる公定歩合の上げがないことが何よりであるが、今のところ、彼らはこれまでのRBAの公定歩合の上げをうまく吸収しているように思われる。
とコメントしています。
またWestpacは、失業率は既にピークアウトしているとの立場をとっています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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