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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/21 06:31  | ドル/円 |  コメント(0)

米ドル/円121


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一時、91円台半ばまで買われる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き
昨日のドルは91円台前半で寄り付き、東京時間は揉み合いました。ロンドン時間は急落して下値を試しました。 しかしNYの寄り付きにその日の安値90.79円をつけた後は大きく買われ、日付の替わる頃にその日の高値91.46円まで値を上げました。 引けにかけては若干売り物に押されて現在は91円台前半で取引されています。                 

2.マーケット 分析

テクニカル分析:  
長期的な指標は雲の上に出ています(長期的に強気)。中期的な指標も強気と中立の境目に位置しています。目先の強弱を判断する線が91.34円にあって、昨日はこれを一時的に越える局面がありました(中立と弱気の境目)。価格的には、91円近辺で揉み合う展開が続いています。

サイクル分析: 
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 これは12月末(もしくは1月上旬)に始まったサイクルが1月上旬の93円台でサイクル高値をつけたようです。 この考えに従えば、今後は1月下旬のサイクルボトムに向けて下値模索しそうです。

ボラティリティ分析: 
今週に入って、20日間のボラティリティは10%割れの水準で横這っています。 一方で、60日間のボラティリティは相変わらず横這っています。 このことは、先週からの揉み合い状態が今週に入っても続いていることを示しており、今後も継続する可能性を示唆しています。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線をしっかり下回ってくるようであれば基本方針は戻り売りです。

方針1:93円を損切り線として戻り売りを検討します。戻り売りの目標は91.80円です。93円を超えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:90円を切って切るようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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