昨日、オーストラリア統計局は、１２月の製品輸入は季節調整後で前月比７％（金額にしてＡＵＤ1.1５６ｂｎ）上昇してＡＵＤ１７．４２ｂｎになったと発表しました（ちなみに１１月の製品輸入は同ＡＵＤ１６．２７ｂｎ）。　

一方、季節調整前では、１２月の製品輸入は、季節調整前で上方修正された１１月のＡＵＤ１７．５５ｂｎから０．６％（金額にしてＡＵＤ１１３ｍ）上昇してＡＵＤ１７．６６ｂｎとなっています。

そのうち、機械関連と輸送関連の輸入が最大の割合を占め、その金額はＡＵＤ７．０１ｂｎになっています。　しかし、これらの部門の数字は前月比の７.６５ｂｎから７．０１ｂｎに減少しています。　一方で、輸送関連、資源輸送パイプ関連の輸入は、前月のＡＵＤ２．１６ｂｎからＡＵＤ２．７ｂｎに増えています。

尚、１月の輸出入および貿易収支については２月１８日に発表される予定です。

市場関係者の間では、今回の数字を見る限りにおいては、輸入された製品は今後の生産活動に使われる為、引き続き企業家は将来の景気見通しに対して強気の見方を崩しておらず、景気は拡大基調を辿るであろうとの見方が大勢を占めています。