プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/20 06:31  | ドル/円 |  コメント(0)

米ドル/円120


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90円台前半まで売られた後、91円台まで買われる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のドルは90円台後半で寄り付き、東京時間は売られて下値を試しました。ロンドンの寄り付き直後にその日の安値90.31円をつけましたが、その後、NY時間にかけて買われ、日付の替わった後にその日の高値91.18円まで値を上げました。引けにかけては91円台前半で揉み合い、現在も同水準で取引されています。 

2.マーケット 分析

テクニカル分析:  
長期的な指標は雲の上に出ています(長期的に強気)。中期的な指標も強気に位置しています。目先の強弱を判断する線が91.14円にあって、昨日もこの水準近辺での取引となりました(目先的に中立と弱気の境目)。 価格的には、91円近辺で揉み合う展開が続いています。

サイクル分析: 
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 これは12月末(もしくは1月上旬)に始まったサイクルが1月上旬の93円台でサイクル高値をつけたようです。 この考えに従えば、今後は1月下旬のサイクルボトムに向けて下値模索しそうです。

ボラティリティ分析: 
先週については、20日間のボラティリティは10%割れの水準から反発した後、横這いました。 一方で、60日間のボラティリティは相変わらず横這っています。 このことは、目先的に新しいトレンドが出かけましたが、元のレンジに引き戻されていることを意味しています。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線をしっかり下回ってくるようであれば基本方針は戻り売りです。

方針1:93円を損切り線として戻り売りを検討します。戻り売りの目標は91.80円です。93円を超えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:90円を切って切るようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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