昨日のユーロは１３０円台後半で寄り付き（高値１３０．７３円）、東京時間は売られて１３０円近辺まで値を下げました。午後は買い戻されるもロンドン時間からＮＹ時間にかけて再び売られ、日付の替わる前にその日の安値１２９．６３円をつけました。その後、引けにかけては買い戻されて現在は１３０円台前半で取引されています。

２．マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は雲の下に抜けてきました（長期的に弱気）。中期の指標は中立に位置しています。目先の強弱を判断する線が１３０．８８円にあって、相場の上値を抑えています（目先的に弱気）。　価格的には一時的とはいえ１３０円を割り込んできました。

サイクル分析：　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。　これは１２月中旬の１２７円台から始まった現在の相場は、１月上旬の１３４円台でサイクルの高値をつけたのではないかと考えています。これに従えば、今後１月の下旬にかけて下値模索しそうです。

ボティリティ分析：　
先週については、２０日間のボラティリティは１０％台から週を通じて反発してきました。ただし、値幅が大きくなる一方で方向感は出ませんでした。　一方で、６０日間のボラティリティは１５％台で横這っています。　このことは、目先的に相場観が大きく対立して値幅が大きくなっていることを意味しています（この乱高下の後、トレンドが出る可能性が大きいと思われます）。

３．今日の方針

基本姿勢は戻り売りです。

方針１：１３０円を切ってきましたので、１２９．８０円で追撃の売りをしました。１３１円を越えてくるようであれば損切りします。
方針２：利益確定の第１目標は、１２９．３０円です。第２目標は、１２８円台後半です。
追撃ポイント：特に考えていません。