昨日の日経平均は、前日の海外市場で売られたにもかかわらず、東京時間は前日比変わらない水準で寄り付きました（１０，８６６円）。寄り付き後は暫く揉み合いましたが次第に売り優勢となり、下値を試す展開となりました。午後も断続的に売られ、引け前にその日の安値１０，７４９円をつけてそのまま取引を終えました。　　　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の上に出ています（長期的に強気）。中期の指標は強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が１０，４０８円にあって相場を下支えしています（目先的に強気です）。価格的には新高値を更新したあと押し目を形成しており、１０，７００円で下支えされるかを試しそうです。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。これは１２月下旬の１０，０００円台前半でサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクル入りし、先週末でサイクル高値をつけたのではないかと考えています。（１０，７００円を切ってくるようであればこれを確認）。

ボラティリティ分析：　
先週については、２０日間のボラティリティは大きく下落したあと反発し、その後は横這いました。一方で、６０日間のボラティリティは殆ど横這っています。このことは目先的に失速していた相場が、再びトレンドを形成しかけていることを示唆しています（日経平均の上昇トレンド継続か）

３．今日の方針

目先の強弱を判断する線を損切り線として押し目買いです。

方針１：１０，８００円で買いました。１０，５００円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：特に考えていません。