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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/17 10:12  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円118


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一時、130円台前半まで売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

先週末のユーロは131円台前半で寄り付き、東京時間は買われて上値を試しました(高値131.69円)。しかし午後からロンドン時間にかけては売られて下値を試し、NYの寄り付き直後にその日の安値130.29円まで値を下げました。 その後は131円台前半まで買い戻される局面もありましたが、引けにかけて再び売られて130円台半ばで取引を終えています。

2.マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は薄い雲を挟んで乱高下しています(長期的に中立)。中期の指標は中立に位置しています。目先の強弱を判断する線が130.88円にあって、週末はこの線を下回ってきました(目先的に弱気です)。 価格的には132円台を挟んで乱高下を繰り返していましたが、下放れしようとしています。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは12月中旬の127円台から始まった現在の相場は、1月上旬の134円台でサイクルの高値をつけたのではないかとの考えです。これに従えば、今後1月の下旬にかけて下値模索しそうです。

ボティリティ分析: 
先週については、20日間のボラティリティは10%台から週を通じて反発してきました。ただし、値幅が大きくなる一方で方向感は出ませんでした。 一方で、60日間のボラティリティは15%台で横這っています。 このことは、目先的に相場観が大きく対立して値幅が大きくなっていることを意味しています(この乱高下の後、トレンドが出る可能性が大きいと思われます)。

3.今日の方針:

目先の強弱を判断する線をしっかり下回ってくるようであれば基本姿勢は戻り売りに転換します。

方針1:132.20円で買っていたポジションを131円で損切りしました。
方針2:目先の強弱を判断する線をしっかり下回ってくるようであれば基本姿勢は戻り売りに転換します。
追撃ポイント:130円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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