プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/17 10:05  | ユーロ/ドル |  コメント(0)

ユーロ/米ドル118


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引けにかけて1.43ドル台前半まで売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

先週末のEURは1.44ドル後半で寄り付き(高値1.4470ドル)、東京時間では1.44ドル台前半まで値を下げた後、揉み合いました。ロンドン時間からNY時間にかけては更に1.43ドル台後半まで値を下げ、 そしてNYの引け前に瞬間的に急落してその日の安値1.4335ドルをつけましたが、すぐさま買い戻されて1.43ドル台後半で先週の取引を終えています。        

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の下限を下回っています(長期的に弱気)。中期の指標は弱気と中立の境目に位置しています。目先の強弱を判断する線は1.4498ドルにあって、先週末はこの水準を下回ってきました(目先的に弱気)。価格的には、やはり1.45ドルは重かったようです。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは12月下旬の1.42ドルでサイクルボトムをつけて新しいサイクル入りをし、一月上旬の1.46ドル近辺で高値をつけたようです。この考えに従えば、今後は1月下旬に向けて下値を模索しそうです。

ボラティリティ分析: 
先週については、20日間のボラティリティは10%手前の水準で神経質な動きをしました。 一方で、60日間のボラティリティは殆ど横這い状態になっています。 このことは目先的にトレンドを出しかけては引き戻されてきた先週の動きに呼応しています。今後の動きについては、ボラティリティからは判断しかねます。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線を越えることができませんでしたので、戻り売り優勢です。
方針1:戻り売りの目標は、1.4480ドルです。1.46ドルを超えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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