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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/15 06:32  | ドル/円 |  コメント(0)

米ドル/円115


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92円台に乗せた後、一時、91円割れまで売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のドルは91円台前半で寄り付き、東京時間の午前中は揉み合いました。午後は91円台後半まで買われて再び横這いましたが、ロンドン時間に瞬間的に買われてその日の高値92.08円をつけました。その後はNY時間にかけてほぼ一直線的に売られ、NYの引け前にはその日の安値90.83円まで値を下げました。 現在は91円近辺で取引されています。    

2.マーケット 分析

テクニカル分析:  
長期的な指標は雲の上に出ています(長期的に強気)。中期的な指標も強気に位置しています。目先の強弱を判断する線が90.73円にあって昨日はまさしくこの水準で下支えされました(目先的に強気)。 価格的には、次第に上値が重くなってきています。

サイクル分析: 
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 これは12月末(もしくは1月上旬)に始まったサイクルが1月上旬の93円台でサイクル高値をつけて、今後は1月下旬のサイクルボトムに向けて下値模索するという考え方です(目先の強弱を判断する線を下回ればこれを確認)。

ボラティリティ分析: 
今週に入って20日間のボラティリティは10%割れの水準から反発してきています。 一方で、60日間のボラティリティは相変わらず横這っています。 このことは、目先的に新しいトレンドが出来る可能性を示唆しています。 ここ2−3日の動きに注目したいと思います。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線を下回ってくるようであれば基本方針を戻り売りに転換します。

方針1:91.30円で買っていたポジションを91.80円で利益を確定しました。
方針2:目先の強弱を判断する線を維持できるかどうかに注目です。
追撃ポイント:90円を切って切るようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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