昨日の日経平均は、前日の海外市場で売られたことを受けて、東京時間は前日比安い水準で寄り付きました（１０，７９５円）。寄り付き後は水準感からの買いが入って上値を試しましたが（高値１０，８６６円）、後続の買いが続かず、その後は売り物に押される展開となりました。後場は一時的に買い戻される局面もありましたが、引けにかけては売られてその日の安値１０，７２９円をつけてそのまま取引を終えています。　　

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の上に出ています（長期的に強気）。中期の指標は強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が１０，３０６円にあって相場を下支えしています（目先的に強気です）。価格的には前日に１０，９００円を乗せた後、売り物に押された形になっていますが、基本的な考えを変えるまでに至っていません。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。これは、１２月下旬の１０，０００円台前半でサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクル入りをしたのではないかとの見方で、現在は高値模索の時間帯と考えています。

ボラティリティ分析：　
先週については、２０日間のボラティリティは、週末にかけて低下傾向を辿りました。　一方で、６０日間のボラティリティは殆ど横這っています。このことは、これまでの上昇トレンドの勢いが失速しながらも、これまでのトレンド（日経平均高）が継続することを示唆しています。

３．今日の方針

基本的には押し目買いです。

方針１：１０,７５０円で買いました。　１０，５００円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：利益確定の第１目標は、１０，９００円近辺を考えています。
追撃ポイント：特に考えていません。