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2010/01/12 06:43 | 昨日の出来事から | コメント(0)
豪、１２月の求人広告件数は ６％増える
民間銀行ＡＮＺが発表した１２月の新聞およびインターネットに掲載された求人広告件数は、先月の週当たりの広告件数１４９，０６３件に対し、季節調整後で６％増えました。 しかし 前年同月対比では、２２．６％低い状態となっています。
インターネットの求人広告件数は、前月対比５．６％増えましたが、前年同月比では２４．１％低くなっています。
一方で、新聞の求人広告件数の伸びは、季節調整後で１１月のプラス１１．６％増加し、前年同月比は４．８％増えています。
ＡＮＺのチーフエコノミストWarren Hogan氏は、
（１）求人広告件数は、２００９年７月にボトムを打って、それ以降月を追って増えている。
（２）今後、人口の増加や、就業希望者数の増加にもかかわらず、今後は求人も増えることで雇用も増え、失業率は上昇することなく安定的に推移するであろう。
（３）今後の景気指標は、いくつかの部門で夏以降見られるように景気の強い数字が出るであろう。
とコメントしています。
今後、オーストラリアでは、人口の増加に伴って就業希望者が増えることが予想されており、これに伴って失業利率が上昇することが懸念されていましたが、最近では、企業の求人が増加することで求人希望者を吸収し、失業率の増加にはつながらないのではないかとの見方が出始めています。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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