プロが語る世界情勢・政治・経済金融の最前線!

The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/12 06:29  | ユーロ/ドル |  コメント(0)

ユーロ/米ドル112


=======================================
1.45ドル台に乗せてくる
=======================================
デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

週末のEURは東京時間では1.43ドル近辺で寄り付き、東京時間は同水準で揉み合いました。ロンドン時間は売られて下値試し、NYの寄り付きにその日の安値1.4263ドルをつけました。 その後は急騰して1.44ドル台をつけ、引け前にはその日の高値1.4443ドルをつけて終えました。 昨日は、アジア時間からロンドン時間そしてNY時間にかけて更に上値を試す展開となり、日付の替わった後にその日の高値1.4559ドルをつけました。引けにかけては若干売り物に押されて現在は1.45ドル台前半で取引されています。    

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の下限を下回っています(長期的に弱気)。中期の指標は弱気に転換したままです。目先の強弱を判断する線は1.4653ドルにあって上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には、これまでのレンジ1.425−1.45ドルを上に越えてきました。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 これは12月下旬の1.42ドルでサイクルボトムをつけて新しいサイクル入りをし、現在はサイクルの高値を模索中と考えています(目先の高値を越えて、1.45ドル台に乗せてきたため)

ボラティリティ分析: 
先週については、20日間のボラティリティは週末にかけて反発してきました。一方で、60日間のボラティリティは殆ど横這っています。 このことはこれまでの揉み合い状態ながらも、新しい都連が出る可能性を示唆しているように思われます。したがって、安易な逆張りは禁物です。

3.今日の方針

これまでのレンジ(1.425ドルー1.45ドル)を上に越えてきましたので、逆張り、戻り売りは危険です。
目先の強弱を判断する線(1.4653ドル)を越えるのかどうかに注目したいと思います。

方針1:1.4380ドルで売りました。1.4320ドルで利益を確定しました。
方針2:中立です。
追撃ポイント:特に考えていません

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。

当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。

コメントを書く

* が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。