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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/06 07:13  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円106


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一時、131円台前半まで値を下げる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のユーロは134円台前半で寄り付き(高値133.44円)、東京時間では売られて下値を試し、132円台前半まで値を下げました。午後からロンドン時間にかけて132円台後半まで買われる局面もありましたが、NY時間にかけては再び売られ、日付の替わる頃にその日の安値131.39円をつけました。引けにかけては買い戻されて現在は131円台後半で取引されています。 

2.マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は薄い雲を挟んで乱高下しています(長期的に中立)。中期の指標は強気に転換してきました。目先の強弱を判断する線が130.96円にあって相場を下支えしています(目先的に強気)。 価格的には133円台から大きく値を下げており、目先的に高値をつけた価格パターンが示現しています。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは上図のように考えています。 これは12月上旬の135円でサイクル高値を付けて12月下旬の127.50円にサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクル入りをし、暫くは上値を試す時間帯に入ったようです(135円を越えてくればこれを確認)。 

ボティリティ分析: 
年末については、20日間のボラティリティは低下傾向を辿り、60日間のボラティリティを下回ってきました。 一方で、60日間のボラティリティは横這っています。 このことは目先のボラティリティが低下してきており、現在の傾向(ユーロ高)が失速してきていることを示唆しています。

3.今日の方針:

目先の強弱を判断する線を維持出来るかどうかに注目します。

方針1:133.20円で買いましたが、132円で損切りしました。
方針2:目先の強弱を判断する線を維持できるかどうかに注目したいと思います(様子を見ます)
追撃ポイント:特に考えていません。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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