2010/07/25 11:17 | 昨日の出来事から | コメント(8)
拝啓、 三原 淳雄 先生
7月23日付先生のGUCCI POSTに掲載されたブログ「夏の日の思い出」について申し上げたい儀があります。
先生は、ブログの中で「そういえば1980年代の新卒者たちの就職一番人気は日本の銀行、そしてディーラーとなって活躍すると夢を抱いていたはずなのに、あの大志を抱いていた青年たちはどこにいったのだろう。まさか爪に火をともして貯めたカネでショボショボFXにうつつを抜かしているのではないだろうな。」とおっしゃいました。
はい、あの頃、私は、先生のおっしゃるような大志は抱いていませんでしたが、ここにおりまする!
私は、1980年代初めに日本の銀行に入り、ディーラーになることを夢見て、為替ではありませんでしたが、幸田 真音(マイン)さんが某外資系証券会社でセールスをされていた頃、債券ディーラーをしておりました!
先生から、私の様な若輩者の鼻垂れ小僧が何を言われても構いませんが、あの頃、共に一生懸命働き、その後は、それぞれの道を辿っていった(あるいは辿らざるを得なかった)先輩や仲間をそのように言われることを私は我慢が出来ません。
また個人でFXをしている人は、先生から見れば、「ショボショボFXにうつつを抜けしているもの」に見えるかもしれませんが、私が担当している「クロコダイル通信」の読者の皆様に成り替わり、「先生からそのような侮辱めいたお言葉を言われる筋合いはない」ことも申し上げたいと思います。
FXをされていらっしゃる皆様は、世間には無責任な人が多い中にあって、自分の命の次に大事なお金をマーケットに晒してお金を増やそうとしています。 そして、全ての結果責任を「損益」という形で受け入れる覚悟をもってFXをされていらっしゃいます。
こうした方々の何がいけないのでしょうか?
敬具
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
現在有料版にはお申し込みいただけませんのでご了承ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
8 comments on “拝啓、 三原 淳雄 先生”
コメントを書く
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
前橋先生、
いつもクロコダイル通信を拝読し、勉強させて頂いております。
三原先生に対する前橋先生のご意見、一個人投資家として誠に嬉しく思います。
皆さんがFXを行う経緯や理由は様々と思いますが、
(私のように)先の見えない将来を不安に思う中で、何とか経済的自由と独立を得たいと
市場に真剣に向き合おうとしている方達もいるものと思います。
確かに「FXは博打」「株式投資と違い何も生み出さない」と
世間のイメージや風当たりは冷たいかもしれません。
しかし、私は個人の責任で自分の財産や消費活動最大化を追求するという欲求を受入れ、
今後も投資を続けたいと考えております。
そのような私にとって前橋先生のクロコダイル通信はなくてはならないものであり、
是非長いお付き合いをさせて頂ければと思います。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
私も命の次に大事なお金をマーケットに晒してそして、全ての結果責任を「損益」という形で受け入れています。ただそれは当然のことで、責任感とは全く関係ないと思います。むしろ自分が儲かれば、他人がいくら損をしようが関係ないという極めて利己的な感覚しかありません。
三原さんは、「うつつを抜かしているのでは」と言っていますが、全体の文意は別にあると思います。
お気持ちはわかりますが、他人や世間の見方はそれぞれだし、開き直りと受け取られるような反論もどうかと思います。
特に、ウィークリーミーティングは、テーマを設けてコメントしていただき、また他の読者の方のご意見なども拝見できて、ありがたいです。
金融関係で働いたこともないですし、個人で売買していると、自分を覆っている壁さえ見えていないことも多いので・・・
確かに私自身は、ショボショボFXやっております。
ギャンブルだとも思っていますが、、、丁半博打ではなく、勉強したり分析(という域にはまだ達してません)したりが勝率を大きくさせると思っています。
トレードに無縁の人からは、楽して儲けようとするなんて・・・と、あらぬ誤解を受けますが、私は自由になる時間のほとんどを、売買のための調べものや勉強・分析に使用していて、楽なんてまったくありません。たぶん、個人でやっているひとのほとんどはそうでしょう。
でも、どういうものかも知らないものを勉強しようなんて、、、
金融のプロの方から見たら、私みたいな個人の考えは危なっかしいことこの上ないだろうなとも思います。少しでもそれを補えるなら、本もたくさん読みたいですし、いろいろな方のブログも拝見したいです。三原先生のブログも拝見したいし、よいという本は読むと思います。
株を買うことに比べたら、FXを個人がやることはあまり社会的な意義はないのかもしれません。
唯一意義をもつことができるのは、結果を出して一財産つくれたときに、何をするか・・・
前橋様のようにご自身の考え方を公開したり、海外に出たり・・・
災害があったときに寄付するのもいいし、会社をつくって社会に参加するのもいいですよね。
自分の人生はここまで、、、みたいな、枠を作って、お金持ちをねたむような人生だけは送りたくないものです。
それに必要で有効な手段なら、他の人からどう思われても、私は売買を止めないです。
私も三原先生の意図は、だれかを侮辱することではないと思いますが、、、前橋様の記事や他の方のコメントを拝見して心強く思いましたし、ますますがんばって早くシロウトの域から抜けたいと思いました。
これからも記事を楽しみにしております。
前にアンケートなどにも協力させていただきましたTONGと申します。
前橋様 年齢も近いので一言。
三原先生はみんなを鼓舞するために御大独自の言い回しで言っているんでしょう。いちいち言葉尻を捕まえてギリギリしなくても良いんじゃないですか?まあこれを生業としている方たちにはちょっと不愉快かもしれませんが・・・。
もう少しお互いに人生の後半戦にはいっているので何事にも余裕を持っていきましょうよ、投資も心の余裕がだいじじゃないでしょうか?御大は決して人を侮辱するために書いたとは私は思いませんがね。
三原先生は「個人レベルの小さな相場で勝負するんじゃなく、もっと世界の舞台で、それこそソロスみたいな化け物じみた連中相手とやり合えるような人物が日本からも出てきてほしい」「若者にはもっと夢をもってもらいたい」とゆうような趣旨で言われたのではないでしょうか?
個人レベルのトレーダーをどうこう言っているんじゃなくて、「世界を舞台に活躍するトレーダーが出てきてほしい」って思いで書かれてるような気がしました。
皆さん、心優しい方達ですね。私は三原さんがこの世界に関係無い人だったら、何も問題無かったと思います。その世界の人だからこそ、言ってはいけないことがある。誰のおかげで!というやつです。書き過ぎると没になりそうなので、このへんで…(ほろ酔い気分で書きました…)
山口氏と同齢、金融業とは無縁の者です。
前橋さんのお気持ち、察するに余るつもりです。
それなりにご苦労はあったにせよ、時代の流れで上手く逃げ果せた貴方達に、言いたい放題とはいえ、言われたくはないということだと思います。
で、、、ブログ業に傍らのうつつを抜かし、海産物などを紹介し、小銭を稼がんとしている山口氏は御大から言わせると、どうなんでしょうかね?(笑
たまたま前橋先生に当てはまることが多かったせいで「自分が否定されてる」と思わはったのかもしれませんが、三原先生としては誰かを非難するつもりではなく、「若者よ大志を抱け」的な思いだったんではないでしょうか。
もし前橋先生が別のキャリアを歩んでこられてあのブログの内容見たら、全く違った意図で受け取ったんじゃないかな〜、なんて思います。
まぁ確かに「うつつをぬかす」とか攻撃的な言葉遣いがあって、これに当てはまる人が読んだら不快な気分になるだろうな、と思う部分もありました。
それが三原先生の個性だとも言えるし、なんとも言えないとこではありますが…
あと、近所(同じブログ内)に当てはまる人がいるのかどうか気にするぐらいの配慮はあったほうがよかった気はしますね。
こんな些細なことで関係が悪化しないことを切に願っております…
どちらも楽しみにしているので!