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引け値ベースで１年３カ月ぶりの高値
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、年末に海外市場で買われたことを受けて、東京時間は前日比高い水準で寄り付きました（１０，６５４円）。寄り付き直後にその日の安値１０，６０８円をつけた後は、一気に買われてその日の高値１０，６９４円をつけました。　しかし、１０，７００円手前では売り物に押されて値を下げ、その後は１０，６００円台で揉み合い状態となり、そのまま取引を終えました。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の上に出ています（長期的に強気）。中期の指標は強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が９，８９１円にあって相場を下支えしています（目先的に強気です）。価格的には、年末に目先的に高値をつけた価格パターンが示現しましたが、引き続き上昇チャンネルを維持しています。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。１１月下旬の９，０００円台で新しいサイクル入りをした現在のサイクルは、年末の１０，７０７円でサイクル高値をつけた可能性があります。今週は、サイクル高値を確認する週になりそうです。しかし、前回高値１０，７０７円を超えてくるようであれば、この考えを見直す必要があります。　

ボラティリティ分析：　
年末については、２０日間のボラティリティは、週を通じて低下し、６０日間のボラティリティを下回っています。一方で、６０日間のボラティリティは緩やかに低下傾向を辿りました。このことは、これまでのトレンド（この場合は上昇トレンド）の勢いが失われつつあることを示唆しています。

３．今日の方針

基本的には押し目買いながら、サイクル的に高値をつけた可能性があり、引きつけて押し目買い。

方針１：押し目買いの目標は、１０，３００円です。１０，０００円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：新高値（１０，７０７円）更新してくるようであれば追撃の買いを検討します。