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年末にかけて９３円台に乗せてくる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

年末のドルは９２円台前半で寄り付き、アジア時間は同水準で揉み合いました。　ロンドンの寄り付きに急落してその日の安値９１．９０円をつけましたが、すぐに買い戻されて再び９２円台前半で横這いました。NY時間に入って買われて上値を試し、NYの引け前にその日の高値９３．１５円をつけ、そのまま取引を終えました。　　　

２．マーケット　分析

テクニカル分析：　　
長期的な指標は雲の上に出ています（長期的に強気）。中期的な指標も強気に位置しています。目先の強弱を判断する線が８８．９７円にあって相場を下支えしています（目先的に強気）。　価格的には、目先の高値を更新して上値余地が出てきています。

サイクル分析：　
３０−４０日サイクルは、上図の赤の線ように考えています。これは１１月下旬から始まった現在のサイクルは、年末に高値を更新してきており、未だにサイクルの高値が出来ていないという考え方です。一方で、青のサイクルの可能性も出てきています。これは、１２月下旬でサイクルボトムをつけて、現在は新しいサイクルの中にあって高値を試す時間帯にあるという見方です。　いずれにせよ、サイクル的には上値を試す時間帯です。

ボラティリティ分析：　
年末については、２０日間のボラティリティは１５％程度まで急落した後、横這いました。一方で、６０日間のボラティリティは週を通じて横這いました。　これは値幅が低下しながらも現在も傾向（ドル高）が、緩やかに継続していることを示唆しています。

３．今日の方針

基本方針は押し目買いです。

方針１:押し目買いの目標は、９２．３０円です。９１円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：９３．２０円をしっかり越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。