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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2010/01/03 23:19  | ユーロ/ドル |  コメント(0)

ユーロ/米ドル104


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1.44ドル半ばまで買われるも、引けにかけて1.43ドル近辺まで売られる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.昨日の動き

年末のEURは東京時間では1.43ドル台後半で寄り付き、アジア時間では揉み合いました。ロンドンの寄り付きに急騰し、その日の高値1.4441ドルをつけました。 その後、暫くは1.44ドル台前半で横這いましたが、 NY時間に入って急落し、日付の替わる頃にその日の安値1.4306ドルまで値を下げ、引けにかけてもそのまま横這って取引を終えています。 

2.チャート分析

テクニカル分析:   
長期の指標は雲の下限を下回っています(長期的に弱気)。中期の指標は弱気に転換したままです。目先の強弱を判断する線は1.4677ドルにあって上値を押さえ込んでいます(目先的に弱気)。価格的には1.45ドルが上値として重いようです。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは、上図の赤の線ように考えています。 これは12月下旬の1.42ドルでサイクルボトムをつけて新しいサイクル入りをし、12月下旬の1.44ドル台で高値をつけて、今後、1月の中旬にから下旬にかけて下値を模索するのではないかと考えています。 一方で、青の線の可能性も残っています。いずれにせよ下値模索のようです。

ボラティリティ分析: 
年末については、20日間のボラティリティが急落して60日間のボラティリティをしたまわってきました。一方で、60日間のボラティリティは緩やかな低下傾向を辿りました。 このことは、これまでのような値幅は伴わないものの、これまでの傾向(ユーロ安)が続くことを示唆しています。

3.今日の方針

基本的には、戻り売り姿勢です。

方針1:1.戻り売りの目標は、1.4380ドルです。1.45ドルを越えてくるようであれば損切りします。
方針2:中立です。
追撃ポイント:1.4250ドルを切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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