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引け値ベースで今年の高値更新
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、海外市場で買われたことを受けて、東京時間は前日比高い水準で寄り付きました（１０，５２１円）。寄り付き直後にその日の安値１０，５１３円をつけた後は、買い物が入り上値を試しました。　午後一番にその日の高値１０，６５２円をつけた後は、利益確定の売り物に押さえ込まれる局面もありましたが、引けにかけては買い戻され、引け値ベースでは今年の高値を更新して取引を終えています。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の上に出てきました（長期的に強気）。中期の指標は強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が９，８６４円にあって相場を下支えしています（目先的に強気です）。価格的には引け値ベースで高値を更新してきており、更に上値余地が出ています。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。１１月下旬の９，０００円台で新しいサイクル入りをした現在のサイクルは、今週に入っても高値を更新しており、いまだこのサイクルの高値を確認できておらず、このまま年を越えそうです。

ボラティリティ分析：　
先週は、２０日間のボラティリティは、週を通じて横這いました。一方で、６０日間のボラティリティは緩やかに低下傾向を辿りました。このことは、これまでのトレンド（この場合は上昇トレンド）の勢いが失われつつも現在の水準を維持しそうな展開を示唆しています。

３．今日の方針

基本的には押し目買い。

方針１：押し目買いの目標は、１０，５００円です。１０，２００円を切ってくるようであれば損切りします。
方針２：中立です。
追撃ポイント：特に考えていません。