昨日のドルは９１円台後半で寄り付き、東京時間は売られて下値を試しました。ロンドンの寄り付きにその日の安値９１．１２円をつけた後は暫く９１円台前半で揉み合いましたが、NY時間にかけては買われ、日付の替わる頃にその日の高値９１．７７円まで値を上げました。引けにかけては売り物に押されて現在は９１円台前半で取引されています。　　　　　　　　　　　　　

２．マーケット分析

テクニカル分析：　　
長期的な指標は雲の上に出てきました（長期的に強気）。中期的な指標も強気に位置しています。目先の強弱を判断する線が８８．３３円にあって相場を下支えしています（目先的に強気）。　価格的には、前回高値を越えてきて上値試す展開ですが、９２円台は重いようです。

サイクル分析：　
３０−４０日サイクルは、上図のように考えています。１１月下旬から始まった現在のサイクルは、１２月上旬の９０円台でサイクル高値をつけたように見えましたが、先週から再び上値を窺う気配を見せており、このサイクルの高値はまだ確認できません。　一方で、このサイクルは１２月下旬から１月上旬にかけてサイクルボトムをつける予定で、上値を追う時間帯も限られます。

ボラティリティ分析：　
今週に入って、２０日間のボラティリティは週を通じて低下傾向にあります。一方、６０日間のボラティリティは１５％近辺で横這っています。　これは、これまでの値段のブレだけが多い状態から落ち着きをみせ、緩やかな傾向（この場合はドル高か？）を示唆しているように思われます。

３．今日の方針

基本方針は押し目買いで臨みます。

方針１:９１．３０円の買い継続。　利益確定の第1目標は９１．８０円です。
方針２：中立です。
追撃ポイント：既に買っていますので特に考えていません。