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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/24 06:50  | ユーロ/円 |  コメント(0)

ユーロ/円1224


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131円台に乗せてくる
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デイリー チャート

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

休み中のユーロは130円台後半で寄り付き、アジア時間は130円台後半で揉み合いました。ロンドンの寄り付きにその日の安値130.53円をつけてからNY時間にかけて、ほぼ一直線的に買われて日付の替わる頃に131円台に乗せてきました。その後、一時的に売られる局面もありましたが、引けにかけて再び買われてその日の高値13148円をつけ現在も同水準で取引されています。

2. マーケット分析

テクニカル分析:
長期の指標は、雲の下限を下回っています(長期的に弱気)。中期の指標も弱気転換しています。目先の強弱を判断する線が132.72円にあって、これを越えてきました(目先的に強気)。 価格的には、131円台に乗せてきて目先的に上値余地が出てきました。

サイクル分析:  
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 11月下旬の126.85円から始まった現在のサイクルは、先週末の134円台でサイクル高値をつけて、今後は12月下旬から1月上旬に来るサイクルボトムに向けて下値模索するのではないかと考えています(前回の高値135円手前を越えないことが前提です)。

ボティリティ分析: 
先週については、20日間のボラティリティは週央までは上昇傾向にありましたが、週末にかけて低下してきています。 また、60日間のボラティリティもこれに呼応する形で緩やかな低下傾向を辿り始めています。 このことは、これまでの乱高下から落ち着きを見せて、どちらかと言えば保ち合い状態に収束しつつあるのではないかと思われます。

3.今日の方針:

目先の強弱を判断する線を越えてきましたので、一旦、様子を見ます。

方針1:130.80円で売りました。132円を越えてくるようであれば損切りします。
方針2:目先の強弱を判断する線を越えてきていますので、早めに手仕舞します。
追撃ポイント:特に考えていません。

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