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The Gucci Post [世界情勢・政治・経済金融 × プロフェッショナル]

2009/12/22 06:55  | 豪ドル/円 |  コメント(0)

豪ドル/円1222


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一時、80円を割れるも引けにかけて回復
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デイリー チャート(システムの不具合で更新されておりません)

ボラティリティ チャート

1.前日の動き

昨日のAUDは80円台半ばで寄り付き、東京時間は売られて下値を試す展開となりました。ロンドン時間にその日の安値79.75円をつけた後は。NY時間にかけて80円台前半まで買い戻され、その後は暫く揉み合いました。日付の替わった後に一時的に買われてその日の高値80.55円をつけましたが、引けにかけては売り物に押されて、現在は80円台前半の取引となっています。

2.チャート分析

テクニカル分析: 
長期の指標は雲の上限に位置しています(長期的には中立と強気に境目)。 中期の指標は弱気を支持しています。目先の強弱を判断する線が80.39円にあって、先週末はこの水準を挟んだ動きになっています。価格的には、80円を挟んだ動きになっており、次の展開待ちの状態です。

サイクル分析:   
30−40日サイクルは、基本的には上図の赤の線のように考えています。11月末の76.60円から始まった現在のサイクルは先週の83円近辺でサイクルの高値をつけて、今後は12月末から1月上旬にかけて下値模索しそうです。しかし、引き続き青サイクルの可能性も残っているようです(可能性は低いと考えます)。

ボラティリティ分析: 
先週については、20日間のボラティリティは週を通じて低下傾向を辿りました。 一方で60日間のボラティリティは横這いから緩やかに低下し始めています。このことは、これまでの値段のブレの大きい状態から収束し、レンジ(82円―80円)を形成し、次の展開待ちの状態を窺わせています。

3.今日の方針

目先の強弱を判断する線を挟んだ形になっており、どちらともポジションを傾けづらい状態です。

方針1:中立です。
方針2:中立です。
追撃ポイント:79.60円を切ってくるようであれば追撃の売りを検討します。

クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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