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一時、９１円手前まで買われる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

先週末のドルは８９台半ばで寄り付き、東京時間では売られて下値を試しました（安値８９．２１円）。しかし午後からロンドン時間にかけては大きく買われて９０円台前半まで値を上げました。　その後もNY時間にかけて、じり高の展開となり、日付の替わった後に瞬間的に買われてその日の高値９０．９１円をつけました。引けにかけては売り物に押されて９０円台半ばで取引を終えています。　　　　　　　　　　　

２．マーケット　分析

テクニカル分析：　　
長期的な指標は雲の中に入ってきました（長期的に中立）。中期的な指標は中立に位置しています。目先の強弱を判断する線が８７．８４円にあって相場を下支えしています（目先的に強気）。　価格的には、９０円をしっかり越えて上値を試す展開に見えます（前回高値の９１円台を越えるかどうかがポイントです）。

サイクル分析：　
３０−４０日サイクルは、上図のように考えています。１１月下旬から始まった現在のサイクルは、１２月上旬の９０円台でサイクル高値をつけたように見えましたが、先週に再び上値を窺う気配を見せており、このサイクルの高値はまだ確認できません。　一方で、このサイクルは１２月下旬から１月上旬にかけてサイクルボトムをつける予定で、上値を追う時間帯も限られます。

ボラティリティ分析：　
先週については、２０日間のボラティリティは週央にピークをつけて週末にかけて低下傾向でした。一方、６０日間のボラティリティは１５％近辺で横這っています。　これは、これまでの値段のブレだけが多い状態から落ち着きを見せてきていることを示していますが、方向性については、緩やかな傾向（この場合はドル高か？）を示唆しているように思われます。

３．今日の方針

基本方針を押し目買いで臨みます。

方針１:８９．３０円で買いました。９０．５０円で利益を確定しました。
方針２：押し目買いの目標は、９０．２０円です。８９円を切ってくるようであれば損切りします。
追撃ポイント：前回高値９１円台を越えてくるようであれば追撃の買いを検討します。