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　安寄り後、下値を試すも引けにかけて切り返す
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

先週末の日経平均は、海外市場で若干売られたことを受けて、前日比若干安い水準で寄り付きました（１０，１１０円）。寄り付き後は売られて下値を試し、その日の安値１０，０２７円をつけました。　その後は暫く揉み合いましたが、午後からは買い戻しと押し目買いが優勢となり、引けにかけて前日の引け値水準近くまで値を上げて取引を終えています。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の上限に位置しています（長期的には中立と強気の境目）。　中期の指標は強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が９，６８８円にあって相場を下支えしています（目先的に強気です）。価格的には、先週末は、下値を試すものの１０.０００円は底堅かったようです。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。これまでは、１１月下旬の９，０００円台で新しいサイクル入りをした現在のサイクルは、今週に入って１０，２００円台に乗せてきましたので、このサイクルの高値はまだ確認できていません。一方でこのサイクルは１２月末にサイクルボトムをつけることになりますので、上値を追う時間も限られています。

ボラティリティ分析：　
先週については、２０日間のボラティリティは週央まではボラティリティが上昇しましたが、週末にかけては低下傾向を辿りました。一方で、６０日間のボラティリティもこれに呼応する形で週末にかけて緩やかに低下し始めました。　このことは、これまでのトレンド（この場合は上昇トレンド）の勢いが失われつつあることを示唆しています。

３．今日の方針

基本的には、目先の強弱を判断する線を損切り線として押し目買い継続です。

方針１：１０,５００円で買いました。９，８００円を切ってくるようであれば損切りします。　
方針２：中立です。
追撃ポイント：既に買っていますので特に考えていません。