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上値を試すも引けにかけて売られる
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デイリー　チャート

ボラティリティ　チャート

１．前日の動き

昨日の日経平均は、海外市場で小動きだったことを受けて、前日比若干高い水準で寄り付きました（１０，１９９円）。寄り付き後は買われて上値を試し、その日の高値１０，２６０円をつけました。　しかし後続の買いは続かず、すぐに寄りつき近辺まで売り戻された後は、後場にかけて揉み合いました。引けにかけては売り物に押されて下値を試し、その日の安値１０，１６３円をつけてそのまま取引を終えています。

２．チャート分析

テクニカル分析：　
長期の指標が雲の上限に位置しています（長期的には中立と強気の境目）。　中期の指標は強気を支持しています。目先の強弱を判断する線が９，６６８円にあって相場を下支えしています（目先的に強気です）。価格的には、昨日は、上値を試したものの売り戻されており、目先的に小さな高値とつけた価格パターンが示現しています。

サイクル分析：　　　
３０−４０日サイクルは上図のように考えています。これまでは、１１月下旬の９，０００円台で新しいサイクル入りをした現在のサイクルは、今週に入って１０，２００円台に乗せてきましたので、このサイクルの高値はまだ確認できていません。一方でこのサイクルは１２月末にサイクルボトムをつけることになりますので、上値を追う時間も限られています。

ボラティリティ分析：　　
今週に入って、２０日間のボラティリティは急速に低下し始めました。一方で、６０日間のボラティリティもこれに呼応する形で緩やかに低下し始めました。　このことは、これまでのトレンド（この場合は上昇トレンド）の勢いが失われつつあることを示唆しています。

３．今日の方針

基本的には、目先の強弱を判断する線を損切り線として押し目買い継続です。

方針１：押し目買いの目標は、１０，０５０円です。
方針２：中立です。
追撃ポイント：特に考えていません。