2009/12/17 07:10 | ドル/円 | コメント(0)
米ドル/円1217
昨日のドルは89台半ばで寄り付き、東京時間では暫く揉み合いました。 午後は売られて下値を試し、ロンドンの寄り付きにその日の安値89.36円をつけました。ロンドン時間からNY時間にかけては89円台半ばを挟んだ動きでしたが、日付の替わった後から引けにかけては買われて上値を試し、その日の高値89.98円をつけて現在も同水準で取引されています。
2.マーケット 分析
テクニカル分析:
長期的な指標は雲の下限に位置しています(長期的に弱気と中立の境目)。中期的な指標は弱気と中立に位置しています。目先の強弱を判断する線が87.78円にあって相場を下支えしています(目先的に強気)。 価格的には、上値を目指す展開になっていますが、心理的な節目である90円は上値として重いようです。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図の赤の線ように考えています。これは11月下旬から始まった現在のサイクルは、先週の90円台でサイクル高値をつけ、今後は12月下旬にかけてドルの下値模索を余称していましたが、しかし、現時点では、どちらかと言えば上値を試す展開になってきており、見直しが必要になるかも知れません(上図の青の線)。
ボラティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティはピークをつけて低下傾向にあります。一方、60日間のボラティリティは15%近辺で横這っています。 これまで値段のブレだけが多い状態でしたが、それも収束して再びレンジ(90円―88円)に収束する気配を見せています。
3.今日の方針
90円を越えることが出来るのか、越えることが出来ずに売られるのかに注目したいと思います。
方針1:中立です。
方針2:目先の強弱を判断する線を損切り線として押し目買い。押し目買いの目標は、89.20円です。88円を切ってくるようであれば損切りします。
追撃ポイント: 特に考えていません。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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