2009/12/17 07:07 | ユーロ/円 | コメント(0)
ユーロ/円1217
一時、131円手前まで買われる
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デイリー チャート
昨日のユーロは130円前半で寄り付き、東京時間では暫く揉み合いましたが、午後は売られて下値を試し、その日の安値129.95円をつけました。ロンドン時間にかけては買われて逆に上値を試し、その日の高値130.80円まで値を上げました。その後、NY時間にかけては130円台半ばでの取引に終始し、現在も同水準で取引されています。
2. マーケット分析
テクニカル分析:
長期の指標は、雲の下限を下回ってきました(長期的に弱気)。中期の指標も弱気転換しています。目先の強弱を判断する線が131.14円にあって、相場の上値を押さえ込んでいます。 価格的には、次第に買い優勢になりつつありますが、引き続き上値は重そうです。
サイクル分析:
30−40日サイクルは、上図のように考えています。 11月下旬の126.85円から始まった現在のサイクルは、先週末の134円台サイクル高値をつけて、今後は12月下旬から1月上旬に来るサイクルボトムに向けて下値模索するのではないかと考えています(前回の高値135円手前を越えないことが前提です)。
ボティリティ分析:
今週に入って20日間のボラティリティは低下傾向にあります。 また、60日間のボラティリティもこれに呼応する形で緩やかな低下傾向を辿り始めています。 このことは、足元130円を挟んだ動きが続いてことによって、短いボラティリティ、長期のボラティリティ共に、収束しつつあることを示唆しています。
3.今日の方針:
心理的な節目130円を中心とした展開となっており、方向が定まりません。
方針1:中立です。
方針2:目先の強弱を判断する線を越えるのか、越えないのか、あるいは、心理的な節目である130円を維持出来るのかどうかに注目したいと思います。
追撃ポイント:中立です。
クロコダイル通信は2019年12月末日をもって連載終了となります。
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